詩人:MARE
電車の音がなびいて夕焼けはみんなの帰りを優しく迎え入れるそこで泣いている少年は何か訴える目で僕を見るせわしく流れる大人の横で何か訴える目でそこに立つ少年の声に耳を傾けてそれは大人の罵声よりも正しい意味を持つ気づくべきことが気づかない大人に少年は訴える少年は僕を見る少年は僕を見る今にもつきそうな街灯は少年を照らすだろう