詩人:リリ
そっと首筋に触れる貴方の温もりを捜して…。そして目を閉じる吐息だけを感じるように…。全てが私の為にあると知った夜に貴方がくれた印。小さな花びらは少しずつ薄れても触れると今も熱く脈打つ。再びその唇が愛を告げるまで私は何度も確認するように印に触れる。消えても感じる貴方がくれた束縛の印に…。