詩人:ユースケ
てるてる坊主を逆さ吊りにして空が泣くのを待っていた僕だけに見える君が傘を忘れて後ろから走ってくるんだ大きめの傘を左手に君の手を右手握って面白話をしながらゆっくりと歩いてくのさところが雨の音に気づいた時右手に持ってたのはただの地味なカバンだけだった天気予報はにっこりマーク僕の中では傘マーク今週はずっといいお天気だそうだなんか淋しい気分だな傘立てを見つめながら今日も家を出るよ