詩人:どるとる
「諸説」の中で生きている数ある「昔話」を僕は「嘘っぱち」とは呼ばない笑ったこと 泣いたこと 喩えば河を眺めたこと寄り添うこと すれ違うこと 空を見上げてる今そんなことすべてを嘘だなんて思いたくないだから起こりうるすべてに 僕は「心」を傾けて 山河を越えて 誰かが生きた足跡辿る道の中で小さな命の痕跡をかつての誰かの営みをこの身をもって知りたい。