詩人:清彦
目を開けたら 何処へ向かおうもう 終わったんだね見上げたまま 深く呼吸をして「わかったよ。」って 頷いた何もわからないような顔で僕を見下ろした月まとわりつく風を振りほどいて 歩きだせそうたとえ滲んだ景色が僕を惑わせてもたとえ過ちの中で 生きていたとしても全て許したような 空この空振り返ったとしても僕は歩いていくよ