詩人:soRa
随分と長い時間をかけてやっとひとつ階段を上がった
何も変わらないことははじめから分かっていたんだ
空に近づくため
ここから飛び出すため
目的なんて忘れてしまった
歩いてきた道を振り返っても見た
あなたは元気ですか
出口は見つかりましたか
光はどこから・・・
まだまだ階段は続いてるのに
僕は休んでいるうちに
歩き方すら忘れてしまった
この汚れた手に誰一人触れようとしない
いくつかの傷口を押さえて真っ黒な血に染まってるから・・・
空は青いはずだった
きっと
きっと空は
目指す空は青い・・