詩人:理恵
嵐が来るなのに雨はサーサーと降って暗い夜を包み込む心地よいほどのそれに窓を開けて耳を澄ませた夜の空気はゆるりと入り換気扇から抜けていくあと少し もう少し長い夜を包んでくれたら雨音は大きくなる耳をつんざくようになったそれに幻滅しながら明日の朝にはきっと嵐がやって来るだろうH27.9.8