詩人:どるとる
土手沿いに
歩く夕暮れは
名前も知らぬ
花でも愛でられる
瞳の中に 優しさを描いてる
いつまでも変わらぬオレンジ色の空
もう出ておいで隠れん坊は終わりさ
涙よ 帰る時間だよ
今なら 誰も見てない
さあ 流れてよ
花の言葉は誰が決めたのかな
心に重ねた色に
その形に見えないものに 誰かが浮かべた言葉であるなら
僕の心などどれだけ
ちっぽけなんだろうか
ああ 空のようさ 考えるだけ無駄だ
その大きさに果てしなさに僕の悩みや迷いが 一瞬で霞んでしまう。
2014/04/22 (Tue)