詩人:梅宮 蛍
さながらそれは大樹のようであるいはそれは昆虫の抜け落ちた羽根のようでぼくらはきっと 同じところをぐるぐるとぐるぐると めぐっている循環水も大気も生命も流れて消えて また生まれる誰かの手の中できっとめぐらされて 生きている根が水を吸って葉が拡散する取り残された羽は大地に埋もれて誰かの羽になるめぐるそれを君は何と呼ぶ