詩人:重夏
色とりどりの傘が溢れる町の中地面にはたくさんの 水たまり耳に届くは傘にあたる 雨の音だけ花びらを伝い落ちる雨葉の上をすべる雫が ぱたりっ ぽとりっ風はぬるく 湿り何処となしか重い気づけば 傘からはみ出した学生かばんが ぬれていたあぁ もうこれだから雨の日は・・・