詩人:小さな貝がら
すぅ〜 すぅ〜
君はまるで
子供のように
私の中で眠った
君の母親には
なれないけど
だけど私は
そっと君を抱いて
髪を撫でた
うぅ〜ん
起きるでもないけど
君は呟いた
君を癒せるのは私で
私を癒せるのも
君しかいないのかも
しれない
似た過去は
いつしか二人を
引き寄せて
甘い海の中を泳いだ
今宵君を抱きしめて
これも一つの
愛なのかな
そう思いながら
瞳を閉じた
君へ おやすみ
気づかれないよう
そっとキスをした
By 音無詞 詩
☆2010年9月作☆
2010/09/09 (Thu)