詩人:山姫
あなたが私を見ていた八方美人でやっていけるほど器用じゃないすごい花を咲かせるわけでもない何かの役に立つこともできないから人に踏み付けられるような生き方しか出来ない私はいなくてもいい存在だ私など無価値に等しいそれならいっそ誰も見てくれるな邪魔なら私を殺してしまえどうせ生きていても意味がないそう思っていた私にあなたは暖かい眼差しをくれた「私を応援してる」と言ってくれた今 私は全力で咲いている小さくても地味でもあなたに見せたくて必死で咲いている