詩人:甘味亭 真朱麻呂
時の流れは波のよう 寄せては返し 満ちては引いて僕という貝殻をいつでも岸へ押し流す そう 君はあの地平線の彼方沈んでく太陽燃えるような太陽 近いようで遠い人 私は小さな小さな貝殻 波にまかせて漂う白い貝殻 そんな貴女に恋してしまった 愚かな私は馬鹿な貝殻 そうさ あおやぎさ 時の流れは波のよう 寄せては返し 満ちては引いて僕という貝殻をいつでも岸へ押し戻す。