詩人:祈
自分の心の持ち方ひとつで
良し悪しが決まる
そんなふうに詩を読んでいるうちは
詩なんて書き綴れない
バカらしい夢への思い
叶えたい恋への想い
現在への不満
不安を覚える未来の心配
込めて書き綴ったものが
気持ちひとつや
表面の技巧的なことを言われても
技巧を見せる為の遊詩じゃない
心の奥にあるもの――…
伝える為に
手元だけじゃなく
その奥にあるもの――…
を読めたなら
書き綴る自分の思いも
書き綴る相手の思いも
きっと
理解し合えるもの
心と心での対話
きっとできるもの
2010/01/28 (Thu)