詩人:あんじ
窓から見る景色は
ずっとかわらぬものだと
そう思っていました。
世の中が慌ただしく変化する。
雑誌には流行りもの。
いち早く手に入れたくなる
その衝動っていったい何。
自慢したかったの?
みんなとは違う新しさを
手にしたかった?
ほしいものを手に入れても
また次に新しいものを
みつけては追い掛けて
手に入らなくて。
手にいれた瞬間は満たされるけど。
それは持続しない。
流行りは終わらないから
私はひとつでいい。
愛して愛していこう。
大切に大切にしていこう。
新品に囲まれて幸せだと思う反対に淋しさもみせた。
ひとつを愛して大切に。