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詩人:メロンソーダ
どんなに携帯を肌身離さず持っていたって
どうせかかってくるのは生気のない声の派遣会社の電話なんだろ
一人ぼっちの僕を見てる
机の上に散らばってる僕のミスが
僕の姿を嘲笑う
久しぶりの酒の席
やけになって酔って
吸わないと断言した
煙草をなれない手つきで吸う
無茶に言葉にした僕の心を見て
グラスごしの周りの頭がしみじみと縦に揺れてるんだ
直線だけで描かれたような顔とは裏腹に
いくら見てもわからない
あの娘の顔の
行動の答えを
僕はまだ見ることができないままで
今僕が見ている色は
いったい何色なんだろうか