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メロンソーダの部屋


[55] 僕の目に見えている色
詩人:メロンソーダ [投票][得票][編集]

どんなに携帯を肌身離さず持っていたって
どうせかかってくるのは生気のない声の派遣会社の電話なんだろ

一人ぼっちの僕を見てる
机の上に散らばってる僕のミスが
僕の姿を嘲笑う


久しぶりの酒の席
やけになって酔って
吸わないと断言した
煙草をなれない手つきで吸う

無茶に言葉にした僕の心を見て
グラスごしの周りの頭がしみじみと縦に揺れてるんだ

直線だけで描かれたような顔とは裏腹に



いくら見てもわからない
あの娘の顔の
行動の答えを
僕はまだ見ることができないままで

今僕が見ている色は
いったい何色なんだろうか

2005/08/06 (Sat)

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