詩人:蛍
気付いてもらいたくて
何度も声をだした
気付いてもらいたくて
何度も立ち上がろうとした
全てが醜くて
全てがこわくて
壊れそうな身体はみるみるうちに
崩れていった。
優しさという逃げ場に安心し
卑怯な真似までした
本当の自分の心ぶつけてみたかった
本当の私を見てほしかった
嘘の言葉で私を泣かせて
嘘の瞳で私をみて
真実など今の私にはもったいない
お願い
憂欝な日々が
過ぎていくなかで
呼吸をやめない私
本当の瞳で見てみたかった本当の私を見てほしかった
真実の美しさを
私に教えて
真実という光を
私に見させて
嘘の言葉で私を泣かせて
嘘の瞳で私をみて
真実など今の私にはもったいない
お願い