詩人:凜一
さようなら最後のことばはとてもカラッポな音がしたたぐりよせた糸はもう切れてしまっていて切々と絶望を告げていたさようなら去り行く君の背中にぽつりぽつり呟いた時計の針が動くような声に寂しさが響かないように君のさようならとつりあうようにカラッポにカラッポにさようならさようならぽつりぽつり何度も呟くけれど君の様に響いてはくれない僕のさようならは愛してるの音がする