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[185555] たとえばこの世界に朝が来なければ

詩人:どるとる


瞼をそっと閉じてごらん何が見える
何も見えない
何も聴こえない
余計なものは何ひとつない夜だ

僕の瞳に 灯っている明かりはとくとくと脈打って
僕に教えてくれる
生きてること
当たり前だなんて笑わないで

たとえばこの世界に朝が来なければ
闇なんてそれ程恐くなんてない

たとえばこの世界に夜しかなかったら
光はどれだけ有り難いんだろう

目を開けば当たり前にそこに朝があり
怯えてた夜でさえも必ずあたたかな陽射しが君を照らす

世界に光を届けてくれる。

2014/07/15 (Tue)
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