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[185617] 寂しさという駅

詩人:どるとる


寂しさという駅に降りた
夕暮れが果てなく空を橙に染めた

何か物足りなくていつも悲しくて
埋められない心の穴 すきま風が吹き抜ける

やがて夜がやって来て あたりはこわいくらいの静けさに包まれた

凍えるような孤独にすべての言葉をなくしたまま
立ちつくす 僕はさっきから何度もため息ついてる

まるで子供が駄々をこねるみたいに
自分でも恥ずかしいくらい弱いんだ

それでもどこかでそんな自分を愛してる。

2014/07/19 (Sat)
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