詩人:どるとる
見えるはずもないものを僕らはいつも目の前にしている肌にふれたときのぬくもりもふれてはじめて感じる感触も形も色もないのに僕らはそれをさも見えているかのように話すだろう透明な でもあざやかな見えない聴こえないすべてが僕らの暮らしを縁取るみたいに象っているほらね 聴こえているもののさらに奥ほらね 見えてるものの向こう側の世界本当に見つめるべきはそんなものです。