小さな貝がらの部屋
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[169230] 心に忘れた栞
詩人:小さな貝がら
読みかけの本みたいに
途中で栞挟まれたまま
置き去りにされた
真冬の中に震えながら
一人になった怖さも
プラスされて
春なんかくる訳ない
悲しみの涙は
冷たい風に凍り
心も凍り
キミの温かさが
心地良かった
キミが一番
大好きだった
キミが居なくなった
私の心は
制御不能の壊れ物
止まらない涙
心でずっとずっと
流れている
By 音無詞 詩
☆2011年6月作☆
2011/06/25 (Sat)
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詩人の部屋 -