詩人:カクレクマノミ
意気揚々と走り出して疲れてもないのに眠ったような顔道の草は青々と生い茂り脇にいるのは意識の無いただの老人切迫もひっ迫も誰かの足を引っ張る一方で目に見えないこれを愛というのだろうか一旦我に返ったときに見えるのは誰の何だ幸せを考えたら自分以外と言えたら僅か数センチの先に涅槃があるとでも言うのか変な本を買った宇宙の法則だの、うんたらかんたら答えを垣間見たはずで手放してしまう六行目の芯