詩人:Kuro
小さい頃…
「お兄ちゃんなんだから」と、
とてもウザかった
『お兄ちゃん』
という言葉…
なにかと頼ってくる
弟達
月日が経ち
皆、一人でできることが増え
この、兄弟を知る人がいない場所での生活は
自分が兄であることさえ忘れてしまう
やっと成長し
支えられるようになってきたつもり
だけど、
今更『お兄ちゃん』
なんて必要なくて
なんだか複雑に
さみしい気がした…
『お兄ちゃん』をする機会なんて
ほんの十数年しか無かったんだって
今さら気付いたんだ
2005/03/09 (Wed)