詩人:久穏
人混みに紛れた君の姿
必死に探して
見つからなかったらどうしよう
不安で
怖くて
人混みが駄目な僕は
苦しくて
怖くて
逃げ場を探した
君が僕を見つけてくれた
怖くて
震える僕に
優しく声をかけてくれたね
動けなくなった僕の腕をとって
助けてくれたね
君の手は僕より大きく感じた。
年下の君が
僕より年上に見えた。
握ってくれた君の手
すごく暖かくて
弱い僕は
君の優しさに
安心して
傍に居たのが君でよかったと思えたよ
ありがとう。
心からこの言葉を
世界でたった一人の君に
2009/03/30 (Mon)