詩人:柚
空と海に架かる虹の橋
その橋の元には
幸せが埋まっているんだって
幼い僕は必死に虹を追いかけたけど
見つける前に
いつも虹は消えてしまったんだ
結局は手に入れられないものなのかなって
泣きそうになってのを覚えている
転んで泥だらけになって
すりむいた膝が
ひりひりと痛むのを覚えている
今やっと
僕は思えるようになったんだ
懐かしい日々に浸るようになって
わかったんだよ
追いかけていた希望は
とてもキラキラしていて
それがあの頃求めていた
一番の"しあわせ"だったんだ
2009/03/13 (Fri)