詩人:重夏
後ろを振り返れば貴方の面影が滲んで見えるの前を見据えればまだ色のない未来が待っていると分かっているのにねそれでも後ろを振り返れば幸福だった”過去”が確かに在って前を見据えてしまえばもう貴方は居ないんだって嫌ってほど思い知る思い知らされてしまうよ貴方の隣りには もう誰か居るのだろうか隣りは空白貴方は もう此処には 居ない