詩人:杞柳
そっと 手をかけて壊さない様にそっと 息を止めて吸い込まない様に「此処は穢れている」音無く沈めて底無しの藍映える白色浮き出た肢体朝陽が登れば視え無く成るそっと 抱き寄せて呻いた詞「毒が毒に成らない」深く沈めて底無しの愛光が貪る艶やかなシタイもう哀しくないよ