詩人:甘味亭 真朱麻呂
人は誰でも出逢いと別れをくり返して
そうして順番は違えど誰もが終わりへと流れていく
生まれたことの意味も
生きていることの理由もわからないまま
気づけば今日もこれでもかってくらいに現実に打ちのめされて
うなだれて落ち込んでブルーになる
限りある命の中で
僕ら何を追い求めてるんだろう
それさえ見つからずにとりあえず生きてここにいる
絶え間なく続いてる日々の波に押し流されながら
それでも僕ら必死になってもがいてる
いつかたどり着く輝く未来を信じているから
どんな荒波だって越えてみせるんだ
いつか光が射すことを信じているから
どんな嵐がきたってへっちゃらさ
そうして僕はいつか泳ぎきるだろう
そうして見るだろう頑張りと努力の毎日が報われる日を
眩しすぎるほどの朝焼けを目にするだろう
自分の手で掴み取った栄光という名の未来をその目に映して。