詩人:灰色
現実は理想とは、程遠い。夜は明ける。だけど、明けてほしくない夜だってあるんだ。理想が踊る夢を見た夜は、太陽に休んでいて欲しい。朝は、現実と同じだから。たとえ、夜の見せる幻にいつまでも縋っているわけにはいかないと、知ってはいても。