詩人:青央紗
流れ星が雲を覆い尽くす
空飛ぶ雲、愛は虚ろな言動を生む
君の耳飾りに指先でそっと触れるその音
冷たくて青くて凄まじい早さで空を行き交う
しびれるその音楽に虜になるのよ
瞳を見つめる度に
静けさが愛の音波を流す
そして奇妙な幻影が光を増す
柔らかい羽をひとなでしたら
空を飛ぶ事が可能になるのだろうと思った
君はクスクスと呟くように笑っていただけ
体が冷たくて動かないとき
君はどんな血液を私にくれるのだろう…
愛とは変でいて否めなく暖かく痛くて
ワタアメのような感触…
これからも君とずっと食べてるのね…