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詩人:山崎 登重雄
閉じ込められた 世界は暗く黒い闇
ただの物として扱われ 名前すらない
暗く黒い闇 肌を染め抜き
人より劣る 黒と呼ばれた
白い人々は自らを神のしもべと呼び
ねじれた神の名の元に 黒を殺した
人として生き 人として死んでゆく
当たり前の理を 理解実行できるまで
大勢の黒人は殺され続け
大勢の白人は笑い続けた
やがて学びし人々が職に実行し
現在に至る平和を築いた
命の深い場所で
本当に祈ること
それぞれの命の深い場所で
真に祈り続けて 磨き上げた答えが
永遠の松明と燃え続け
我等を照らし続けるように
グレーな僕も愚直に祈ろう
未来へと弛まず歩み続けるように