詩人:あいく
時に右に揺れ時に左に揺れ時に床を打ちとある高名な数学者が朝日が昇り夕日に沈むその間ずっと猫の尻尾をただ一心に見つめていたやがてその高名な数学者はメモに素早く何かを書き記したそのメモをついと覗きみると「只の気まぐれ」とあったのだそれが猫の尾の動きを指していたか或いはその日一日の高名な数学者の行動を指していたのかはまるでわかりはしなかったのだ。。。