詩人:どるとる
夕暮れは僕らの重たいため息や疲れをただ何も言わずに受け止めているやがて夜が あたりを包み込んだら僕らも余計なことは言わず帰ろうさよならとかおやすみとかただ言うために今日があるならそれもまたいいかなあただいまとかおかえりとかただ言い交わすために今日があったのならそれもまたいいかなあそして僕はまた旅支度をしている明日という今日の日のために悲しいだけではない日のために嬉しいだけではない日のために。