詩人:大示
全てが禍々しくも美しい猩々色に染め上げられる逢魔が刻夏の夢の死骸を集めて弔うように火を点す暖かい火も過ぎれば、この身は役に立たぬ炭の塊少なくとも炎を纏っている間は暖を求める誰かの役に立てるだろうか見つめる先は夏の夢の葬儀幻想の終わりはいつも逢魔が刻の神の社