詩人:茶
僕は泣いていたすがるような瞳が痛くて逃げてしまった自分が憎くてそれがまかり通る世界が恐くてそしたら月があまりに優しく僕を照らしてくれたからまた涙があふれてきた木枯らしに吹かれても寒くはなかったけどあの子の瞳が痛かったその奥に映る僕と世界は汚れていた僕は泣いていたそしたら月があまりに優しかったからまた涙があふれた