詩人:雛
誰かと誰かがぶつかって
誰かと誰かが笑いあって
全てが偶然と言える世の中じゃないから
それは奇跡かもしれないね
夢を追うことを諦めたのは
必然じゃなく私で
それを世界のせいにしたのは
偶然でも奇跡でもない私だった
未来は誰が知ってるのだろう
鐘を鳴らすのをみんな待ってる
誰もが信じることをやめない
誰かと誰かが傷つけあって
誰かと誰かが泣き出して
全てが悲しみと呼べないなら
それは憎しみかもしれないね
信じてた未来を諦めたのは
必然じゃなくみんなで
それをみんなのせいにしたのは
誰かがまだ大丈夫といってくれるのを待っていたから
これがみんなが信じた未来だろうか
鐘も鳴らないみんなももういない
でも誰かが信じた未来を
私はまだ信じることをやめない