詩人:瞳
しょう…
私は今でも君の事を大事に想っているよ
君とは微かな記憶でもそれは君との思い出だ
しょう…
私が幼い頃母が私の膝の上に君を乗っけてくれたんだ
確かに君は存在していたんだ
君がこの世からいなくなっても私は君を忘れた事はない
君とはもっと一緒にいたかった
でも叶わなかった…
君は頭に包帯を巻いて箱の中にいた…
私が幼い頃から君の姿はいなくなっていた
幼かったからよくわからなかったけど今になってわかったんだ…
君は死んだんだ…
たった一人の私の弟が私の目の前からいなくなったんだ…
だけど私は今でも生きてるよ
悲しいけど…
寂しいけど…
私は君のお姉さんとして生きているから…
私は君の事を一生忘れないから
私の愛してる弟を忘れたりはしないからね