詩人:イデア
熱過ぎるくらいの体温が足先に触れる湿り気を帯びた毛がふさりと指の間に入り込む私たちは布団の中で それ以上干渉もせず違う夢を見る寝返りを打つあなたの方を向くお腹の辺りが淋しくてもあなたは知らんぷりね少し長く足を伸ばしてあなたを押したらあなたはにゃあとも鳴かずもぞりまた丸くなって眠ってしまったの