詩人:レモン
打ち拉がれた魂の彷徨う現世の日常の精神の廃墟つながれた生命に宿す鎖で外界の対境とは複雑に絡まり合いほほえめないまなざしが溢れたたおれそうなため息が引きずられてる時に私達は生きねばならぬ宿命の光を善性の生命の剣をかざし崩れてゆく世界で、墜ちゆく悲鳴の魂の声さえも越えながらも、胸奥に輝く己心の翼のはばたきの音色を何時までもどこまでも響き聴かせるように広大な永劫(とき)を旅するが如く