詩人:きよたか
近頃は、いつもそう。朝焼けのオレンジがわたしの体を溶かしてしまうの。本当の美しさの全てがそこにある気がして。きっとそれは本当にそこにしかないから写真では分からなくなるのだろうね。今のわたしに本物が分かる自信は、ないのだけど。それでもね。『あなたが反射しているオレンジを全て飲み干せてしまえたら良いのに。』そう、思う度こみ上げて来る悔しさの意味はなんとなく、分かる気がする。