詩人:梅宮 蛍
桃の花が ひとひら 舞い降りる ふたひら みひら その髪に よひら いつひら その肩に むひら ななひら はらりと触れて これはゆめ あなたの夢の中 花びらに あなたの笑顔が埋まる「何か面白い事でもありましたか?」「いいや」 たずねる私にあなたはわらう 私もわらう「おかしな人ですね」 これはゆめ ゆめのなか あなたの夢の中 私はわらう あなたもわらう 目が覚めたとき あなたは覚えてくれているでしょうか あなたと笑う 私の顔を