詩人:青央紗
こわれるかもしれないぐらいに感じる
溶けてしまいそうな瞳..
青いタオルに舞う 花のたましい
薬のように華麗な毒にスイッチを入れる
さかさまの草むら 声を掴む仕草をする にぎりたくなる指をながめながら
ひとりで星くずを窓際で心に愛の棘を 刺して
病院の待合いのように
ぼーっと待つように 見る
わたにくるまり 心の音で眠れなくなる
月のダイヤルにいつしか手をかけて 声を出していた はちみつに
頭を おもいっきり
打つ私は
安心できる 場所がある事を 知る
2005/11/30 (Wed)