詩人:プラセボ
新月の夜には願い事をした。心に閉じ込めたたくさんの想いを。この夜だけは受け止めてくれるの。半月の夜には散歩をしたね。僕の半身を探すために。君を確かに見つけたよね。満月の夜は公園のブランコから。照らされた雲の行方を眺めてる。飽きることなく続く道筋を辿った。時間が、確かに動いている。時計の針より美しい。風で知る時の過ぎてゆく瞬間。世界はこんなにも 美しい。