詩人:夢野咲道
明日の天気を気にしたところで
どうなるものでもないけれど
知りたいと思う時がある
例えばそれが雨だとしても
君の好きな人は遠い旅の空
思い出せば悲しい事も多すぎるけど
人生ってやつの明日の事を
少しだけでも分っていたら
あの人の事も もっと愛せただろう
時の流れを止めてみたい
叶わぬ願いと言う前に
繰り返す事が後悔ならば
どうして時は戻せないのか?
あの日 君が涙で送ったあの人は
風に乗って青い空に駆けていった
人生ってやつの明日の事を
少しだけでも分っていたら
あの人の事も もっと愛せただろう