詩人:シンラ
胸をつきあげるような孤独わたしの世界が暗闇につつまれるせめて泣き崩れてみたい耐えるしかない哀しみふいに四月の木蓮が心の空でゆれるどこで見るよりうつくしい故郷の木蓮だこんなにも苦しい世界にこんなにもいとおしいものがある