詩人:浦覇
行き場の無い怒りや苛立ちや恐怖吐き出す術も知らぬ此の体はひたすら其れを鼻から吸い込み肺へと溜め込むいつしか其れは肺を満たし私の呼吸さえ蝕み始めるだろうだから『さよなら』と、自分に向かって手を振った