詩人:小さな貝がら
ねぇ もう思い出す事もないのですか?
あれ程愛し続ける自信があると
言ってたのに
あの言葉はなんだったの?
嘘なの?
そう思いたくない
思いたくない
信じてた
私 信じてた
バカかも知れないけど
信じてた
私 貴方を愛してた
声を聞くだけで嬉しくて
電話を切る時は寂しくて
泣いてしまったり
会えないのなら
聞かせて欲しかった
いつまでも貴方の声
会えないのなら
呼んで欲しかった
いつまでも私の名前
貴方と私の中にあるのは
愛情だけでなく
絆もあると
信じてたかった
触れて欲しかった
私の心
私の一番大切な場所を
貴方の一番大きな愛で
貴方の一番の優しさで
ただ触れて欲しかった…
2016年9月作
By 音無詞 詩