詩人:orangest
見上げた空はどこか
遠く高くて何故だか
理由もなく胸が締め付けられて
生まれたことに悔やんだり
潤んでいった瞳
小さくなる呼吸
溢れてくるのは嫌いな想い
ばかりでまた苦しくなる
嘘や欲望ばかり広がって
もう誰も信じられないような
そんな時代だけど
その灯りをどうか消さないで
生きていれば0じゃないから
明日という日に何があるかわからないけど
望み託すことだけは否定しないで
どんなに待っていても
声枯れるまで叫んでも
救いの願いは届かくなくて
傷は増えていくばかり
過去から逃げたいと思っても
隠すことなんて出来ないけれど
未来なら変えられる
その灯りをどうか消さないで
生きてることそれこそが始まり
幸せはいつも不平等なものだけれど
望み託すことだけは諦めないで
カンペキなヒトはどこにもいないよ
近道してもいいから
遠回りしてもいいから
その光はまだ輝けるはず